パルム商店街にて行列ができている天ぷら屋さんに「天ぷら定食まきの」があります。実はその二階にも同一の会社が運営している天ぷらそば屋が営業しています。
「天ぷらそば唐さわ」という名前で営業しており、ちょっと蕎麦が食べたくなった時などには便利なお店です。
天ぷらそば唐さわ・天ぷら定食まきのを運営しているのは丸亀製麺で有名な外食企業トリドールです。
この2店舗を運営しているのは、外食企業として有名なトリドールという会社です。多くのFCを運営していますが、有名なものでいうと丸亀製麺があげられます。
そのトリドールが展開する天ぷらチェーンとして天ぷら定食まきのがあり、天ぷらそば唐さわは、空いた二階を有効活用するためにはじめられたお店でもあります。
武蔵小山店は新ブランドとしての一号店のようです。
同社の新ブランド1号店。店名は長野県山形村の「唐沢そば集落」にちなんでいるという。同社が運営する「天ぷら定食 まきの」の店舗として使っていなかった2階を利用する。店舗面積は約23坪、席数は21席。
開店の経緯について、業態責任者の久保川拓也さんは「2階が空いており、ブランド認知を見込んで新たな業態を立ち上げた。天ぷらの衣はそばに合うように作り、両者を差別化している」と話す。
出典：品川経済新聞
いつの間にか二階も新しいお店になっていたので、驚いた方も多くいるのではないでしょうか。
オムオム
トリドールは、武蔵小山の有名立ち飲み屋、晩杯屋を買い取ってチェーン展開し始めた会社でもあります。買い取られてからはあまり評判がよくないので心配ですね。
天ぷらそば唐さわでは、店内で天ぷらを揚げて、店内で蕎麦を打っています。ただし、鍋はちょっと残念。
チェーン店とはいえ、侮ることなかれ天ぷらそば唐さわでは店内で天ぷらとそしてそばを作っています。
蕎麦は店内の蕎麦打ち処で打たれています。たぶん機械だと思います。 しかし、そばは打ち立てが美味しいといわれていますので、どこかで作られた麺を購入するよりも鮮度良いそばを楽しめることは間違いありません。
少し残念なのは、天ぷらを揚げている鍋です。
写真を見てもらうとわかりますが、鍋の表面は銅で囲われているのですが、実際に油を入れてあげている部分は銅ではありません。
天ぷらを揚げるときに熱伝導率の高い銅の鍋を使うの多くの天ぷら屋で採用されています。しかし、銅の鍋は高いのがデメリットとなります。
この天ぷらそば唐さわでは、銅は表面だけ、実際は他の材質の鍋という事で、完全に見せかけだけの銅なんですよね。あまりメリットがあるとは思えません。
それならば普通に鉄の鍋でいいのですが。。。少々げんなりです。
早起き
オムオムは細かいところまでうるさいのだ。てんぷらが美味しかったら問題ないのだ。
オムオム
それはそうなのですが、であれば表面だけ銅で囲うなんてしなくて良いのに！と思ってしまうタイプです。
こだわっているのは、鰹節。鹿児島県枕崎産の本枯節をしようとの事。
天ぷらそば唐さわでは、鰹節へのこだわりを売りとしています。
使用している鰹節は、鹿児島県枕崎産の本枯節とのことです。
鰹節には荒節と枯節とあるのですが、本枯節は枯節の中でも複数回カビによる処理をした手間暇かかった鰹節となります。
多くの人が鰹節と聞いて想像するのは、本枯節となりますので見慣れたタイプではあります。
蕎麦をオーダーすると、その本枯節を薄くカットした鰹節をツマミ？として出してくれます。
この薄くスライスされた本枯節は追加でオーダーすることも可能なのです。
何と、5gあたり単価は50円。高級な値段設定ですね。
上天盛りせいろをオーダーしました。満足のボリュームです。
上天盛りせいろをオーダーしました。
こちらのメニューのほうが天ぷらと蕎麦が別々に味わえるので、どちらも味わえるかと思ったからです。
まあ、可もなく不可もなくでした。てんぷらはもう少し衣が薄いほうが美味しいと思いました。蕎麦は、特に香りが高いわけでもないので何ともないそばです。
しかし、チェーン店の良さはその味わいというよりは、安定的に味が同一のメニューが食べられるという点ですから、ふと天ぷらそばが食べたくなったら再度利用すると思います。
そばつゆはサラサラタイプ
天ぷらそば唐さわの店舗情報
■外食企業トリドールが運営する天ぷらそば屋
店名：天ぷらそば唐さわ
住所：東京都品川区荏原3-8-5 2階
営業時間：11:00～22:00
水曜定休日
