武蔵小山から歩いていける西小山
この西小山においしいとんかつを食べさせてくれるお店があります。
とんかつ難民となっている武蔵小山王国民は西小山まで遠征して「波止場」でうまいとんかつを食べましょう!!
武蔵小山にはおいしいとんかつ屋が少ない。ちょっと足を延ばして西小山にて絶品トンカツを食べる。
個人的な感想でもうしわけないのですが、武蔵小山にはおいしいとんかつ屋が少ないと思います。
グルメサイトで人気の某店は、まったく口に合わないですし、それ以外はトンカツ屋ではなく定食屋の中のとんかつ部門、だったりしてとんかつを求めるときに非常にこまるのが武蔵小山だとおもっています。
そんな時は是非、隣国かつ同盟国である「西小山」に足を延ばしてみましょう。
電車だと1駅、徒歩でも15分もあればついてしまうこの西小山にはおいしいとんかつ屋があって、うらやましい限りです。
西小山の「波止場」ではこだわりの素材、料理方法で作り上げられたトンカツを食すことができる。
まずは、波止場のとんかつの断面をみてください。
豚肉における禁忌、赤身が残った状態の仕上がりです!!
店主曰く、絶妙の火入れをしているため赤くみえているが火は通っているそうです。
豚肉は75℃の温度で1分間以上の調理が求められていますので、正に職人技です。
(レアが苦手な人や、そもそも豚肉だから怖い!というかたは事前に伝えればもっと加熱してくれますので安心してください。私ももっと加熱してもらってます)
店主のこだわりは素材・調理方法の至るところまで!これはうまいわけだ。
トンカツの断面を見ただけでも驚愕ですが、お店のこだわりはもっともっと深いところまであるようです。
当店の豚肉は店主が選び抜いた最高級の豚肉を使用したとんかつ屋です。 全く胸焼け胃もたれの無い融点の低い脂身で じっくり低温で揚げ豚肉の旨味を外に出さないように揚げ ふっくらジューシーです。脂身も 甘味が強く一度食べたらとんかつの観念が変わります。 揚げ油にもこだわり、同じ豚肉の背脂や内臓脂を毎日6kg以上溶かして作り その手作りの揚げ油で、とんかつをあげております。 豚肉の融点と揚げ油の融点が31度の為 胃もたれ等ありません。
出典:GoogleMAP 口コミ
まず、とんかつを揚げる際の脂の温度にもこだわっているようです。
一般的には揚げ物の油の温度は180℃ほどで行われることがおおいですが、これだと殻っと揚がりますが、温度の伝達が早く具材のジューシーさが失われるともいわれています。(いわゆる高温揚げ)
それに対して波止場では「低温」で揚げているとのことですので、油の温度は120℃ほどで揚げているはずです。
メリットは素材の旨味を閉じ込めやすく、美味しく仕上がるともいわれています。
デメリットは、衣が油でべちゃッと仕上がってしまうことがあり、それを防ぐためには確かな揚げの技術が必要です。
提供されてたとんかつを見ると衣はきつね色に仕上がっていますので、低温で揚げたあとに最後に高温油で揚げ直し仕上げているとも考えられます。
驚愕なのはラードも自家製、しかも同じ豚から作るというこだわり
一番おどろいたのは、揚げ油としてつかうラードも自家製ということでした。しかも同じ豚の脂身を使用しているというこだわりようです。
こういったこだわりに、店主の確かな腕が掛け合わさっておいしいとんかつが誕生しているわけですね。
初めてのオーダーはロースとんかつ定食がおすすめかも。
波止場をはじめて利用する場合、おすすめのメニューはロースとんかつ定食から入るのが無難かもしれません。
なぜなら、このお店の上ロース、特上ロースはは本当に大きく、そして脂身の部分も強烈に主張してきてくれます。
私はとんかつのうまさはロースの脂身と肉の部分の融合にあると考えているので、脂身が多いのは大好きなのですが、人によっては上限値があるとおもいます。
はじめての利用で、いきなり上限値を超えてしまうと残すという悲しい事実しかありませんので、まずはロースとんかつ定食ぐらいからスタートするのがよいのかな?とおもいます。
ちなみにこの記事に貼ってあるとんかつは特上ロースとんかつ定食です。脂身が大好きな私でも最後は少し苦しかったです。
確かな素材と、こだわりの技法、そしてとんかつに対する愛情、そのすべてを感じることが出来る素晴らしいお店だと思います。
武蔵小山から西小山は近いので、トンカツ食べに遠征しましょう。
波止場 の店舗情報
■うまいとんかつが食べたかったら西小山に遠征を
店名:波止場
住所:東京都目黒区原町1丁目3−15
営業時間:
月曜日~金曜日 11:30〜14:15 17:30〜22:30
土曜日 日曜日 祝日 11:30〜15:00 17:00〜20:30
定休日は不定休 Twitterで確認