武蔵小山にあるスーパーLIFEの目の前には、昔ながらのラーメン屋「九州ラーメン銀嶺」さんがあります。
この銀嶺はテレビの掃除企画にも取り上げられたことがある、ある種有名なラーメン屋ですが、食べてみると不思議とおいしいラーメンは癖になる味付けです。
武蔵小山の九州ラーメン銀嶺はテレビで掃除もしてもらいました。独特なお店の雰囲気は好きな人は大好きだと思います。
この銀嶺さんは武蔵小山の地元の人には古くから愛されているお店だと思いますが、テレビで取り上げられたことにより、あまり武蔵小山探索をしていない人にも知られるお店になりました。
といっても、グルメ番組に取り上げられたわけではなく、取り上げられたのは「掃除番組」
あまりにもお店が汚く、もうどうしようもないということでプロの力を借りての掃除をしてもらう企画にて取り上げられました。
日曜ビッグバラエティ 『ニッポン激ヤバ地帯を大掃除!坂上忍のピカピカ団2』 2018年3月25日(日)19:54~21:54 テレビ東京
この番組にて掃除する前は暖簾も本当にボロボロで、初めて利用する人にとっては非常にハードルが高いお店でした。
現在では、「少し」きれいになったことにより、初めての人でも入ってみようかな?という気持ちになるお店となりました。
早起き
ちょっと今までの外観だとなかなか入る勇気はなかったのだ!
オムオム
暖簾と店内のダクトが切れになっているだけでも入る気持ちになれるから、お店の清掃具合って重要ですよね。
古くからある街のラーメン屋さんという感じ。ビールと餃子でまずは一杯。という使い方もできます。
銀嶺は皆さんの町にもあっただろう、街のラーメン屋という表現がぴったりとくるラーメン屋さんです。
あまり広い店内ではないですが、地元の方々がゆったりとテレビを見ながらビールを飲んで、ラーメンを食べていたり、お店の人と知り合いであろう地元の若い人が子供連れで、外食を楽しんでいたりします。
堅苦しいラーメン屋というよりは、ビールと餃子で一杯飲みながらラーメンを最後に食べるという雰囲気が漂っています。
ビールはやはり瓶ビールでちびちびと。キムチはお通しです。
餃子はお店で手作りで作っています。案を皮に一つ一つ包みながら、オーダーに合わせて焼き上げてくれます。
餃子の羽の部分がボロボロで少し「むむむ!」と思うタイプの人もいると思います。あくまでもピシッときれいなお店と料理というよりは、少し砕けたタイプのお店ですので、そのあたりを理解しながら利用する必要があります。
早起き
早起きさんは少し苦手なタイプなのだ。でもオムオムさんは楽しそうに食事していたので、これはかなり好みが分かれるのだ!
個人的に思うのは、この銀嶺さんはお酒とつまみが抜群においしいです。
ウーロン杯はウーロン茶を煮出すところから行っていますし、実は氷もこだわっています。料理には一手間加えられており、それがまた完成度の高まるような手間のかけ方で、何を食べてもおいしいです。
最後の〆のラーメンを楽しみにしながら、ビールとサワーとウーロン杯で大量のつまみとともに飲みを楽しむという利用の仕方も料理が美味しいのでありだと思います。
驚異の物価を誇るラーメン。九州ラーメンなのに麺は細麺でない点に昔ながらのラーメン屋の実力を感じます。
武蔵小山は東京の品川区及び目黒区にまたがっているわけですが、立地的には所得も多く物価は高いエリアに属します。
しかし、銀嶺さんは驚異の値段にてラーメンを提供してくれています。
今までは、500円でしたが最近少しだけ値上げして、550円にてラーメンを食べることができます。
今時、都内でラーメン500円台で食べることって難しくなっています。この物価の安さこそが地元の人から長く愛されているお店の証拠とも言えます。昔の値段から価格を上げきれていないからです。
スープには大量の油を投入するタイプなので温度が下がりにくく、いつまでも熱々のままラーメンを食べ進めることができます。
九州のとんこつラーメンといえば、細麺が主流ですが銀嶺のラーメンでは中華麺が使われています。
この麺が細麺でないという点も、古くからのお店であることを物語っています。昔はこれで良かったんです。九州のラーメンだからと言って、細麺及び替え玉。ということではなく、東京でも多くあったこのタイプの麺にてラーメンを構築するということが当たり前だった時代からスタートしているという証拠ですから。
そして、この麺でたべる豚骨スープ。とてもおいしいです。思いのほかマッチしていて、濃いめのスープと中華めんの組み合わせが非常に良いことが食べ進めていくと、理解できます。さすが歴戦の猛者ですね。
オムオム
日本全国ラーメンを食べ歩いていますが、これはこれでおいしいですね。やはりこのお店が気に入るかどうかは、味というよりはお店の雰囲気・清掃状況という部分によると思います。私は大好きです。
いつもスタイリッシュなかっこいいお店ばかり利用していると疲れることがあります。その点、銀嶺は本当に落ち着けるつくりのお店ですので、好みがあうなら積極的に利用してもよいと思いますよ。
店舗情報
■昭和の雰囲気びんびんな「汚い」ラーメン屋さん
店名:九州ラーメン 銀嶺
住所:東京都品川区小山2-6-10
営業時間:
11:30~14:00(LO13:30)
18:30〜翌1:00
火曜定休
地図: